キャンドルは読書時間や創作活動など、一人ゆったりできる時に使う機会が多いかと思います。
そんなキャンドルですが、同じキャンドルをずっと使っているとこんな問題点は出てきませんか?
なんだかキャンドルの真ん中が凹んでいるような気が。。。
ふと気が付いた時にはかなり凹んじゃっていたよ。。。
使う分には気にならないですが、見た目はとっても大事ですよね。
実は凹んでしまったキャンドルでも少し手間を加えることで、綺麗に平らにすることができるんです。
今回はそんな真ん中だけ凹んでしまったキャンドルの対処法について紹介していきます。
そもそもなんでへこむのか?
そもそも何故キャンドルを使っていると凹んでしまうのでしょうか?
その理由の大半がキャンドルを短時間(5分、10分)だけ燃焼させていることが原因です。
凹んでしまう手順としてはこうです。
①キャンドルを燃焼させると、火の周りを囲うように蝋が溶けていき、蝋の溜まり場ができていきます。(プール幅って言います)
②プール幅は、燃焼時間とともに大きくなっていくのですが、5分、10分で火を消してしまうと、プール幅は十分に成長できません。
③キャンドルは、プール幅から燃焼するため、プール幅の箇所と、そうでない箇所は段差が生まれます。
④何回も繰り返していくと、穴掘りみたいに窪みがどんどん深くなっていき、最終的に凹んでしまいます。
⑤真ん中凹みキャンドルが生まれます。Σ(゚д゚lll)ガーン
凹みの原因は何となく心当たりがあるかも。。。
キャンドルは凹んでしまうと、火を灯しにくかったり、芯のメンテナンスがしにくくなったりと、
全くいいことがありませんので、最後まで凹みなしで使い切りたいですね。
使用中の凹み対策!
キャンドルが凹むのは、キャンドルの燃焼時間が短く、プール幅が十分に成長できないことが原因でしたね。
対策としては、とってもシンプルです。
キャンドルの燃焼時間を長くして、プール幅を十分に成長させることが凹みの対策になります。
燃焼時間を長くすればいいんだね🌟
燃焼時間の目安としては、キャンドルの注意書きに、
『火を灯したら1,2時間は燃焼させてください』等の説明があると思いますので、参考になさってください。
季節によって燃焼の目安は変わりますので、そこだけ注意が必要です。
凹んでしまったキャンドルを復活させる方法は?
キャンドルを使っていく中で発生する凹みの原因と、その対策について説明しました。
次の章からは事後対応として、実際にキャンドルが凹んでしまった場合は、どうすればいいのかその対策方法を紹介していきます。
【凹み度:経度】火を使って表面を平らにする
軽い凹み程度であれば、チャッカマンを使うことで、表面を平らにならすことができます。
やり方としては、凹んでいない箇所に火を近づけて炙るだけです。
凹みが軽いうちに手を打っておくと、簡単に直せるので、気になったらすぐにやった方がいいですね。
火だけで表面を平らにするのに時間がかかる場合は、ヒートガンやエンボスヒーターなどの道具を使うと早く終わるので、おすすめです。
【凹み度:中度】ヒートガンを使い、余分なワックスを捨てる
中程度の凹み具合であればヒートガンを使って凹みを解消できます。
やり方としては以下の通りです。
①ヒートガンを起動し、キャンドルの表面に熱風をあてる
②凹みがなくなるまで表面を溶かしたら、芯の4、5mm下を目安にキャンドルの水位を調整します
③冷やしたら凹みが解消されたキャンドルの出来上がりです
よくあるのですが、ヒートガンの代用としてドライヤーを使うのはおすすめできません。
理由としては、ドライヤーは風が強すぎて溶けたワックスが飛び散ったり、火力不足で十分に溶けないからです。
ヒートガンは基本的にDIYやハンドメイドをしている人しか持っていないよね
【凹み度:重度】湯銭にかけて、余分なワックスを捨てる
湯銭にかけて平らにならすのは、最終手段です。
ズバッと言っちゃいますが、手間を考えれば、一から作った方が綺麗で速くできます。
因みにコンテナキャンドルであることと、アロマキャンドルではないことが前提条件です。
やり方としては下記の手順通りになります。
①鍋でお湯を沸騰させて、その中にキャンドルを入れます
②キャンドルが溶けるまで加熱し続けます
③完全に溶けたら芯の長さよりワックスの水位が低くなるように調整(捨て)ます
④芯が真っすぐになるように固定して冷えるまで待ちます
⑤凹みが解消されたキャンドルの出来上がりです
特に④の固定するのが何気に難しく、私なんかは割りばし&輪ゴムで固定して
何とか真っ直ぐに調整しました。笑
削る方法は危ない⚠
私自身、凹みがひどいコンテナキャンドル(瓶などに入ったキャンドルのことです)を削って平らにしようとトライしたことがあります。
結果的にはできませんでした。。(´;ω;`)メッチャカタイ
比較的柔らかなソイワックスでさえ、固まると結構な硬さになるので、もし削るとなったらとてもパワーが必要になります。
最悪怪我する恐れがあるので、できるだけ削らないようにしてくださいね。
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