キャンドル製作において、美しい仕上がりや良好な燃焼性能を実現するためには、適切な芯の選定がとっても大切です。
しかし、芯の種類や表記方法、そしてそれらがキャンドルの燃焼状態に与える影響について理解することは、とっても難しいことかもしれません。
そこで本記事では、キャンドル製作における重要なポイントである芯の選定と注意点について、詳しく解説していきますね。
芯の選び方や理解する際のポイントを押さえることで、あなたのハンドメイドキャンドル作りがさらに充実したものになること間違いなしです!
芯選びはとっても大事だからしっかり押さえたいよね!
代表的なキャンドル芯とその用途
キャンドルの芯には主にH芯、D芯、そして木芯の3種類があります。
それぞれの芯は異なる特性や用途があります。
下の表がキャンドル芯と用途です↓↓
キャンドル芯の種類(名称) | 用途 | 素材(材質) |
---|---|---|
H芯 | 全ての種類のワックスで使用される 一般的に小型~中型のキャンドルで使用される | 木綿製 |
D芯 | 全ての種類のワックスで使用される 一般的に中型~大型のキャンドルで使用される 用途として、結婚式用のキャンドルなどに使用される | 木綿製 |
木芯(ウッド芯) | 燃焼するときにパチパチと焚火みたいに燃える 小型~中型のキャンドルで使用される | 木製 |
H芯は小型~中型(手のひらに乗る大きさ)のキャンドルを作るときによく使用されます。
初心者の方にとっては、まずはH芯を選ぶことをおすすめです。
理由としては一般的なサイズのキャンドルに対応しており、扱いやすい特性があるからです。
また、キャンドルのサイズに合った芯の詳細な選定は、別途調査が必要ですが、H芯は多くの場合に適しているといえるでしょう。
H芯は取り扱っている店舗も多いから入手しやすい点も魅力的だね
余談ですが、紹介したもの以外に、中心に紙が編み込まれているペーパー芯や、中心に金属類が編み込まれているコア芯などがあります。
取り扱っている店舗は主に海外が中心で入手が難しそうでした。
全くの初心者の方であればH芯がおすすめ
キャンドル芯のサイズ
代表的なキャンドルの芯にはH芯、D芯、木製(ウッドウィック)がありましたね。
ここでは各芯の押さえておきたいサイズ表記について、詳細に解説していきます。
H芯・D芯のサイズ表記
H芯やD芯には規定されたサイズがあり、それによって燃焼時のプール幅や炎の高さが決まります。
一般的に、サイズ表記は「〇×△+□」という風に表されます。
各記号には数字が入るわけですが。。
これだけ見てもなんのこっちゃってなるよね。。
詳細に解説すると、「束の中に入っている糸の本数×編み方+中心に入れる糸の本数」を意味します。
例えば「4×3+2」の場合、4本の束の中に2本の糸を入れ、3つ編みをすることになります。
要はこの数字がでかくなればなるほど燃焼時のプール幅が大きくなるということです。
そのため、製作する製作したいキャンドルのサイズを考慮することが重要になりますね。
また、私自身全ての芯のサイズで燃焼実験は行っていませんので、プール幅の紹介は控えさせていただきますね。
H芯・D芯をお買い求めの場合は、ショップサイトの商品紹介ページや、実店舗の場合は担当の方にお聞きするのが確実
木芯(ウッドウィック)のサイズ表記
木芯(ウッドウィック)の場合は、編み込みはないためシンプルです。
単純に『縦×横』という風に表されます。
こちらも私自身木芯(ウッドウィック)の燃焼実験を全てのサイズで行っていませんので、紹介は控えさせて頂きますね。
こちらも同様に、ショップサイトの商品紹介ページや、実店舗の場合は担当の方にお聞きするのが確実
芯の選定とキャンドル製作の成功
前の項目では芯の種類やサイズについて解説しました。
ここでは適切な芯の選び方や蝋引きの重要性について紹介していきますね。
適切な芯の選定
キャンドル製作を始める際、芯の選定よりも前に考えなければならないのは、どのようなキャンドルを製作したいかを決定することです。
製作したいキャンドルの種類やサイズを決めてから、芯を選定する必要があるんだね。
わかりやすいように以下に太めの芯を選定する例、細めの芯を選定する例の具体例を挙げてみますね。
太めの芯を選択する例
~コンテナキャンドルを製作する場合~
瓶は可燃性ではありませんので、プール幅を広くすると入っているワックスを全て使うことができるので燃焼時間アップが期待できます。
この場合、長時間の燃焼を実現するために、太めの芯を選定する必要した方がよいですね。
細めの芯を選択する例
~ボタニカルキャンドルを製作する場合~
ボタニカルキャンドルを製作する場合、花や植物がキャンドルに引火する可能性があるため、プール幅を小さくすることが重要です。
そのため、小さめの芯を選択することがよいといえますね。
このように、キャンドルの種類や用途に応じて、適切な芯を選定することが製作の成功に直結します。
製作するキャンドルの種類を決定する際には、その用途や環境を考慮し、適切な芯を選定することが重要です。
しっかりと計画を立て、適切な芯を選ぶことで、美しいキャンドルを製作し、満足度の高い製品を提供することができるでしょう。
芯の選定には、製作したいキャンドルの計画をしっかり練ることが大事!
蝋引きを忘れずに
蝋引きは、キャンドルの美しさや燃焼性を保つために欠かせない工程です。
芯に事前に溶かしたワックスをしみこませ、きちんと燃焼できるようにするために欠かせない工程になります。
作品の品に影響が出ますのでしっかりと作業をしたいですね。
蝋引きは忘れないでね!
ついつい忘れがちですが(私だけかな笑)製作メモなどに書き込んで防止したいですね。
綺麗に燃焼させるのに欠かせない工程なので、しっかり行う
まとめ
キャンドル芯で初心者におすすめはH芯で、入手しやすいといったメリットがあります。
芯の選定も大事ですが、選定を行う前に製作するキャンドルの種類やサイズを大まかに決めておくと、
いい作品ができるといえるでしょう。
貴方の手助けになれれば幸いです^^
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