せっかくオリジナルのキャンドルを製作するのなら着色して装飾し、オシャレに、可愛くしたいですよね。
当然、色を付けなかったらワックス自体の色になってしまいます。
もちろん着色していないキャンドルも十分にオシャレで可愛いのですが、やっぱり色を付けてオリジナルのキャンドルを作ってみたいですよね。
せっかくだし色を付けたいな。
キャンドルに色付けするといっても適当にしていいわけではありません。
失敗しないための注意点があります。
今回はそんなキャンドルに色付けする時に注意しておかなければいけない点を紹介していきます。
色付けはクレヨンか専用の染料で
キャンドルに色を付ける場合は、クレヨンかキャンドル専用の染料を使って着色してくださいね。
クレヨンと染料は油でできているため、ワックスとの相性がいいのが理由です。
ワックスは油でできていますので、よく溶けます。
(親油性ってやつですね。)
しっかりと混ぜて溶かしてくださいね。
クレヨンは入れすぎないで
ワックスはクレヨンを完全に溶かせない場合があります。
多少は溶けて着色ができますが、顔料を使用しているため、それが浮遊してしまいます。
大量にクレヨンを投入すると、燃焼させた際に芯に不純物がついて目詰りの原因になってしまいます。
うまく燃えなくなってしまいますので、入れすぎには注意しておく必要があります。
顔料は油や水に溶けないからその粒子が浮くんだね
もしクレヨンを入れる場合は、ほどほどの分量にしてくださいね。
固まると色が変わってしまう
せっかくクレヨンや染料で着色しても固まるとキャンドルの色が全体的に白っぽくなってしまいます。
ワックスを溶かしたときは、透明なので、固まると白っぽくなることをついつい忘れてしまいがちです。
使用しているワックスによりますが、パラフィンワックスや、ソイワックス、純度が高い蜜蝋ワックスを使用しているのなら白っぽくなります。
不純物が多い蜜蝋ワックスを使うと僅かですが、黄色っぽくなります。
水彩絵の具は使用厳禁
水彩絵の具を使ってキャンドルに色を付けるのはおすすめできません。
完成したキャンドルの表面に少しだけ着色するのはいいと思いますが、、、
キャンドル専用の染料があるので、そちらを使って着色するほうがいいでしょう。
そこまで値段も高くないですからね。
僕が見たサイトには安いところで数百円~の染料が売っていたよ。
水彩絵の具はワックスに溶かせない
ワックスと水彩絵の具はうまく混じらず、分離してしまいます。
水彩絵の具は水に溶かして使用するものですので、水溶性(水に溶けるもの)です。
ワックスは油ですので、水彩絵の具と喧嘩してしまいます。
普段お料理をされる方ならわかると思いますが、カレーなどの油汚れは水に溶けずに分離しますよね。
それと同じことがワックス(油)と水彩絵の具(水)で起こってしまいます。
はじけるので危険
加熱したてのワックスに水彩絵の具を入れると最悪はじけて火傷する恐れがあります。
水彩絵の具の中には水が少量の水が含まれているので、100℃以上のワックスに入れると沸騰して水がはじけて、とても危険です。
イメージしやすい例でいうと、天ぷらを作っているとき、誤って天ぷら油に水を入れてしまったような現象が起きます。
気を付けておくことには越したことはないね!
そこまで激しくはならないとは思いますが、危険ですので注意したいですね。
コメント