【キャンドル製作】キャンドルの表面が凸凹になる原因とその対処法

キャンドル

作ったキャンドルの表面が凸凹になってしまった。。。

凸凹になる原因が分からなくて対策が打てないので困っている。。。


そんな経験はありませんか?

せっかく心を込めて作ったのに気分が落ち込んでしまいますよね。


ラッキー
ラッキー

どうしても凸凹になってしまいがちだよね。


実際キャンドルを製作しているとよくあります。

そうならないためにも原因をしっかりと理解して、対処法を知っていたら心強いですよね。


と、いうことで、今回はキャンドルの表面が凸凹になってしまう原因とその対策方法について説明します。

凸凹になる原因は?

何故キャンドルの表面が凸凹になってしまうのでしょうか?

その原因は大きく2つあります。

次の章からより詳しく見ていきますね。

原因1:ワックスの収縮率

結論から言いますと、ワックス自体の収縮率が主たる原因です。

ワックスが高温の状態で、モールド(型)に流すと、冷やしたときにワックスが縮んでしまい、表面が凹んでしまいます。



小学生の理科の実験でこんな実験を行ったことがないですか?
鉄球を冷やしたり、火で焙ったりして鉄球の大きさを測るというものです。

高温になれば膨張し、低温になれば縮小するという実験結果でしたね。

ワックスでも同じことが言えます。



高温の状態でワックスを入れることで、冷えたときの温度差が大きくなり、ワックスがより収縮してしまいます。

結果、冷えたときに凹んでしまうのは、そのためです。


モールド(型)に入れて冷やす際は、粗熱をとった状態で注蝋することで対処できますよ。
(冷ましすぎは勿論よくありません)

凹みの主な原因はワックスの収縮率が原因

原因2:表面に発生する気泡のせい

ワックスの収縮率より要因は大きくありませんが、キャンドル表面に発生する気泡のせいでもあります。

キャンドルの製作には気泡がつきもので、そいつのせいでよく悩まされます。


ラッキー
ラッキー

気泡の生息地は芯の周辺だね。


気泡はどうしても発生してしまうので、完全になくしてしまうのは困難です。

徹底しようとすると、時間とお金がたっぷりかかるので、あまり効率的とは言えませんね。

なので、ある程度発生するものだとたかをくくったほうがいいかもしれません。

凸凹にならないために

キャンドルの表現が凸凹になるのはワックス自身の収縮率が原因でしたね。

では、どのような対策が有効なのか対策方法を紹介してきます。

注蝋する時の温度をできるだけ低くする

キャンドル表面が凸凹になってしまうのは、ワックスの収縮率が原因でしたね。

ワックスが固まる温度と、注蝋する時の温度の差をできるだけ小さくすることで、ワックスの収縮率を最小限にすることができます。


ただし、ワックスを冷やしすぎないように注意してくださいね。

キャンドルに気泡が多く入ってしまいます。



パラフィンワックスを使用されている場合は、収縮率が大きいので、効果が期待できると思います。

残念ながら人気のソイワックスは、あまり効果が期待できないかもしれません。

下記はワックスの収縮率早見表です。

ワックスの収縮率ワックスの名前
大きいパラフィンワックス
小さいソイワックス
キャンドルワックスの収縮率

ワックスの温度管理はとても重要で、キャンドルの品質に影響しますので、気を付けておきたいですね。

注蝋したモールドを軽くたたく

こちらは収縮率と関係はありませんが、気泡の発生を抑制します。


ワックスが固まったときに気泡が表面に出てきた状態になっていた。。。

なんてことを防止するためです。


これをやるのとやらないのでは、気泡の発生具合が全然違ってきます。

気泡が原因で発生する凸凹は勿論、キャンドルの完成度にも影響してきますのでやっておいて損はしませんね。


それと、ピラーキャンドルを製作する場合、自作(紙製など)よりは、シリコン製や、プラスチック製のものを使う方が、気泡はできにくいです。

ラッキー
ラッキー

自作モールドはどうしても隙間ができるから気泡ができる原因になるよ。


個人的にシリコン製の方が抜けが良くて好きです。

凸凹になってしまったら

物を作る以上はどうしてもうまくいかないことがあるものです。

では凸凹になってしまったらどうしたらよいのでしょうか?

対策方法としては2点あるので、紹介していきますね。

ヒートガンで平らにする

ヒートガン(※エンボスヒーターでも可)を使うことで凸凹になったキャンドルの面を平らにならすことができます。

DIYやお仕事で使用されている方ならお持ちだと思いますが、普段あまり使用しない機械ですの
で、持っている方はあまりいないと思います。


キャンドルの完成度に結構影響してきますので、できれば購入されることをお勧めします。


ドライヤーでもキャンドルの表面を温めることはできますが、風が強いため、溶けたワックスが飛び散ってしまいます。

ラッキー
ラッキー

ドライヤーは使えないこともないけどおすすめできないな。


また、ヒートガンほど熱量が出ないため、なかなかキャンドルワックスを溶かしずらいです。

その点ヒートガンは、300~500℃程の熱風が出るので(製品によります)、あっという間に溶かすことができます。
(火傷に十分に注意してくださいね。)


いいキャンドルを作るために、しっかりと道具を準備しておくことは大切ですね。

凸凹な箇所に注蝋する

ヒートガンを持っていない方や、キャンドルに大きめの凹みできてしまった方向けの対策方法です。


大きめの凹みの発生原因ですが、こちらもワックスの収縮率が関係してきます。

小さなキャンドルを製作するのなら使用するワックスが少ないので、そこまで大きな凹みになりません。

しかし、大きいキャンドルの場合は凹みがより顕著になります。



ヒートガンはキャンドルの表面を軽くならす程度に使用するのですが、、、

大きい凹みだととても対応できないので、そんなときは注蝋したほうが賢明かもしれません。

ラッキー
ラッキー

凹んでも復活できちゃうから嬉しいよね🌟

また、アロマキャンドルなどを製作していて、できるだけ再加熱したくない場合も注蝋したほうがいいかもしれませんね。

コメント

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