キャンドルにはサイズや種類にもよりますが、燃焼時間には限りがあります。
いつまでも燃焼してくれれば一番いいのですが、物体である以上そんなわけにはいきません。
永遠に燃えてくれればいいのにな。。。
永遠は無理にしても使用するのならできるだけ長い時間燃焼していてほしいですよね。
実はキャンドルは使用方法によって燃焼時間が伸び縮みします。
この記事ではキャンドルの燃焼時間を延ばして、より長期間使用する方法について紹介していきます。
燃焼時間が延びるキャンドルの使用方法とは?
冒頭でも述べましたが、キャンドルは使い方によって燃焼時間が延びたり縮んだりします。
もしかしたら無意識のうちに燃焼時間が短くなる使い方をしているかもしれません。
もし、そうだとしても後述する方法を試していけば全く心配無用です。
実践することですぐに効果を実感できると思います。
方法1:1回の点火で長時間燃焼させる
1回キャンドルを点火させたら、しばらくは燃焼させることが大切です。
製品にもよりますが、1回の燃焼時間で1、2時間が目安だといわれています。
この対策方法が一番効果があり、キャンドルの寿命を大幅に伸ばすことができます。
逆に1回の燃焼時間が短時間だと、キャンドルの寿命は短くなります。
ワックスの量は変わらないはずなのに何故一回の燃焼時間を変更しただけなのに使用できる時間に変化が出るのでしょうか?
それにはきちんとした理由があります。
使い方ひとつで本当に変わるのかな?
まずは下の画像をご覧ください。
黒いのはススです。
着火点が深くなってくると、点火させるときに直接炎がキャンドルに当たることでこのような現象が起きます。
通常このようなことは起こりませんが、この図の場合は、キャンドルの設計ミスが原因です。
図中の赤でしるしをつけたところがプール幅と呼ばれるところです。
一回の燃焼時間を短くすると、プール幅が小さくなり十分に形成されません。
何回かそれを繰り返していくと段々深くなっていきキャンドルの底の方に早くたどり着ついてしまうので、キャンドルの使用時間が短くなります。
底に早くたどり着いてしまうことがキャンドルの寿命を縮める原因になるんだね!
また、芯の選定ミスでプール幅の形成がうまくいかない場合もありますので、注意してくださいね。
芯の選び方は非常に重要ですので、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
方法2:風が少ない環境で使用する
燃焼中のキャンドルの表面を平らにして燃焼を均一化する目的があります。
キャンドルを使用するときはできるだけ風が少ない場所で使用するように心がけてください。
炎が風に揺られることにより、キャンドルの燃焼が不均一になってしまいます。
そよ風程度だったら大丈夫だよ!
燃焼が不均一になることプール幅がうまく形成されず、キャンドルの燃焼時間が短くなりますので、注意が必要です。
もし仮にキャンドルの表面が凸凹になったとしても、リカバリー可能で、
ヒートガン等の道具を使って表面を平らにすることで対策可能です。
あまり耳にしない機械ですがDIYやハンドメイドをしている方ならご存じかもしれませんね。
方法3:芯を整える
こちらも燃焼中のキャンドルの表面を平らにして、燃焼の均一化をするのが目的です。
芯が真っすぐではない場合は、ピンセットや指で芯をたたせてあげてください。
芯が曲がっている状態でキャンドルを燃焼させると、燃焼が不均一になり、表面が凸凹になります。
また、芯が長すぎる状態の場合は、短くする必要があり、そのまま燃焼させると炎が大きくなって
様々な弊害が発生します。
芯を整えることで安定して燃焼し続けてくれますので、こまめなお手入れを心掛けてくださいね。
方法4:完全にワックスが固まるまで動かさないで
点火前のキャンドルの表面を平らにして、燃焼の均一化をするのが目的です。
消火直後のキャンドルはまだ暖かいので、まだワックスは固まっていません。
プール幅が綺麗に形成されているもにもかかわらず、下手にキャンドルを動かしてしまい、
プール幅を崩すようなことはなるべく避けないといけません。
消火後はほこりなどのゴミが入らないように軽く蓋(ティッシュでもなんでもOK)をして
冷え固まるまで待ってくださいね。
もし動かす場合は、ワックスがある程度固まったことを確認してからにしてください。
でないと、丁寧に使用した場合はそれが台無しになってしまいます。
それだけは避けたいですね。
1回で長時間使用するときの注意点は?
『方法1:1回の点火で長時間燃焼させる』の章をお読み頂いた方は理解頂けたと思いますが
1回の点火で長時間燃焼させることは非常に重要なことです。
これでキャンドルが長持ちするよ。やったね。
しかし、何事にも注意事項があるように長時間燃焼させる場合も例外ではありません。
長時間キャンドルを使用する場合は下記2つのことに注意してください。
言わずもがなキャンドルは火を使用します。
思わぬ事故を避けるためにしっかりと注意しておいてくださいね。
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