キャンドルを製作していると時間が早く過ぎちゃいますよね。
楽しいときほど一瞬で時間が過ぎ去ってしまうものです。
しかし、楽しむは凄くいいことなんですが、
夢中になり過ぎて大事な工程をすっ飛ばしてしまった経験はありませんか?
残念ながら僕はよくあるよ。。。
特に、『キャンドルに色を付け忘れた』なんてことはよくあります。
実は、後からでも色を付ける方法はあるんです!
ということで今回は、製作後からできる着色方法を紹介していきます。
ディッピングで色を付ける方法
ディッピングの技法を使うことで、色を均等に付けることができます。
一番簡単で手間もかからず、おすすめの方法です。
でも、デメリットもあるので、きちんと分かったうえで実践してみてくださいね。
ディッピングについて簡単に
ディッピングについて、全く知らないという方に向けて簡単に説明しますね。
ディッピングとは、溶かしたワックスの中にキャンドルを漬ける(ディップする)ことを言います。
キャンドルを装飾する時や、補強する時に使われるよ!
知っていると創作の幅がグンと広がるので、是非身に着けておきたいですね。
ディッピングの概要について説明しているので、参考にしてみてください。
(※ボタニカルキャンドルの例で説明していますが、イラスト付きですので、イメージをつかみやすいと思います。)
【ディッピングのデメリット】表面にしか色がつかない
燃焼させたときに色を付けた部分と、ついていない部分がわかってしまいます。
ディッピングは、溶けたワックスにキャンドルを漬ける(ディップする)方法ですので、
表面にしか着色できません。
さすがに色は中身まで浸透しないからね。。
勿論それもオシャレで可愛いですが、『表面と中身を統一したいっ!』てことなら、
最初から作り直した方がいいかもしれませんね。
ディッピングで色を付けてみよう!
ここからは、実際に作業の手順について、解説していきます。
①最初にお湯を沸騰させて、
ワックスを溶かしていきます。
同じ種類のワックスを使ったほうがより自然ですので、
できれば合わせてくださいね。
②溶かしたワックスに色を溶かして着色します
今回はピンクに着色してみます
③キャンドルを溶かしたワックスの中にサッと漬けます
※長く漬けてしまうと溶けるので、短時間で済ませるのがコツです
真っ白なキャンドルをピンク色に着色します。
④冷まして⇒漬けてをキャンドルの様子を見ながら繰り返します
※大体2回以上繰り返してみてください
ピンク色に着色できました。
色を直接塗る方法
絵の具や、インクなどの画材を使い、キャンドルを着色する方法です。
自分なりにアレンジを加えることができ、オリジナリティを出すことができます。
単純に後から色を付けたいだけならディッピングの方が楽で簡単ですが。。。
ディッピングは、キャンドルが浸かるサイズの容器が必要であったり、ワックスが余っていることが前提です。
もし、ディッピングで対応できない場合は、この方法を試してみてください。
【色を直接塗る方法のデメリット】表面にしか着色できない
こちらの方法も、ディッピング同様
燃焼させたときに色を付けた部分と、ついていない部分がわかってしまいます。
残念ですが、絵の具やインクなどの画材は、キャンドルの表面から中身まで浸透しません。
浸透させるとしたらかなり強いものを使わないと実現できません。
キャンドルに色が染み込むものなんて使ったら手が荒れそうで嫌だな。。。
単一色を作りたい時向け、デコレーションをしたい時向けなど、
画材によって着色向き不向きがあります。
【色を直接塗る方法のデメリット】手間がかかってしまう
色を直接塗るので、どうしても手間がかかってしまいます。
使う画材にもよりますが、中には手が荒れるものなどがありますので、ゴム手袋を用意したり。。
など、別途用意する必要がありますので、少々手間ですね。。
自分のオリジナリティを出すことができるので、ディッピングとはまた別の良さがあるのは間違いありません。
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